国民生活センターでは、納豆や味噌、醤油といった大豆製品では症状が出ないが、加工の程度が低い豆乳などでアレルギー症状が出てしまう原因は、これまで大量の大豆製品を摂取してきたことによるものではなく、カバノキ科の花粉に含まれているアレルゲンタンパク「Pathogenesis-related protein 10(PR-10)」と似たようなアレルゲンが大豆にも含まれているために(大豆のPR-10アレルゲンタンパクは「Gly m 4」と呼ばれている)、カバノキ科花粉症患者の一部が豆乳等を飲んだ時に交差反応でアレルギーが発症してしまう可能性があるとしている。」