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みどり音楽企画の徒然日記
プロフィール

みどり音楽企画

Author:みどり音楽企画
芸術をこよなく愛する
みどり音楽企画の代表取締役社長。
東北・九州・美術館・水族館・デパ地下好き。

看護師でもあり、包帯巻かせると
出来上がりは芸術品。
栗きんとん・ハンバーグは
まかせておいてッ!
お料理だけじゃあないよ、
今年もいい公演つくります!!



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ジュリアン・ラクリン ヴァイオリンリサイタル感想でござい
ラクリン の演奏、二年前?いつだったかテレビで演奏しているその姿を拝見し、もう釘付けで「大変だ、こりゃすごい」何が大変なのかは実際聴いてみた人ならばおわかりでしょうけれど テレビの刺激的な姿も、私の心の中「絶対聴く!」と誓うにおいて迷いなどなかった。  
その演奏会が3月18日は東京 紀尾井ホールで いよいよ目の前で彼が聴けるとドキドキしながら待つ・・・。 登場っっ。 ビシッときめた髪の毛と裏地が真っ赤な黒い上着、ポケットチーフも真っ赤ね。 ヴィオラのシューベルト:「アルペッジオーネ・ソナタ イ短調D.821」 から始まりました。 と、エッ?ブレスの音というにはあまりにすざまじい「ゴ~、ずぉーッ」というような動物的音を発しながら、いや、フツーならばなんちゅう音かとガッカリするところ、ジュリアン・ラクリンだとそれがジャマとか嫌とかじゃあないんだ、ホント不思議と自然にゴオゴオ聴こえながら、少しずつ静かになっていき、とにかくむちゃくちゃ上手い。優美で繊細な曲作りと美しいメロディー、さあさあ、次はヴァイオリンのベートーヴェン:「ヴァイオリンソナタ第9番イ長調Op.47クロイツェル」 ひょえ~~、こんな凄い曲だったのコレ??ピアノのイタマール・ゴラン との息の合うことこの上なく、腕の見せ合いかこれは?と思うほど激しく美しくドラマテックに絡み合う。  
・・・ああ、凄くて泣けそうだ。 もう、キチャうか?いや、マダマダ後半も残ってるじゃないか。ガマンするんだ。 休憩で呆けて 後半な・なんと サン・サーンスの 前奏曲とロンド・カプリチオーソが予定外に増えちゃって 嬉しいサービス演奏を始める。おなじみのメロディーが おなじみじゃなく、初めて聴く芸術の世界へ引っ張り込まれる。 天上の音楽ではなく 表現しづらい、そう、「人間はこんなに表現する事が可能なのさ」とヴァイオリンをもってしてピアノよりも幅広く、(これには驚いた。ピアノが最高であり、オーケストラの音とイコールだと思っていた固定観念の認識が消え去った)どんどん心の底までもさらいながら入り込んでいくジュリアン・ラクリンの世界。 クライスラーの「愛の悲しみ」も「美しきロスマリン」も別物。
ビゼー=ワックスマン「カルメン幻想曲」 はオペラよりドラマティック。 大好きなカルメンは何度も何度もオペラとして観て、自分もカルメンのアリアなんか歌ったりしていたが この二人はそんなのぶっ飛ぶほどアクの強い生きたオペラ。まあ、イタマール・ゴランの技量や解釈があってこそジュリアンがあれだけ表現できるのでしょうけれど、いや、いくらなんでもそれゃないよ、ヴァイオリンって生き物だったっけ? 怖いよもう。今まで聴いた事の無い音がいくらでもポンポン出てくる (え~、オーストラリア国立銀行の厚意によって貸与されたグァリネリ・デル・ジェズ1741年製のエクス・カロドゥス) 驚異だ。そりゃ好き嫌いはあるでしょうけれど私は魅かれる。誰がなんと言おうと魅力的に感じる。
大げさだなあとお思いになる?いや、大げさじゃない。美しい弾き姿、肩とヴァイオリンの位置が微動だにしない。足はドンドンやるけどなんそのそれも良い。 顔?好き。 目、据わってるし怖くていい。ひげ?いいのヨそれもよし。 前から二列目真ん中だし、よく見える。この際だからよ~く見ちゃう。アンコールはグルック:「精霊の踊り」、ショスタコーヴィチ:「24の前奏曲から34-6,17,20」は好みじゃない曲だけど、ギャンギャンとやるも素晴らしい。ブロッホ:バールシェムより「ニーグン」・・・・広々とした大地、荒涼な土地に無色な空、宇宙をも感じさせる限りない世界。 どうした私、こんなに見えていいのか?ハイ、もう完全に取り込まれましたワタシ。 危ないアブナイ、予想外にダークな世界へ引き込まれそうになりゾクゾクする。
・・てな感じで終わりまして、現実ふと見回してみますとお客様はブラボーの声が飛び交い、スタンディングの方も大勢。 サイン会やんの?並びます。当たり前でしょっ。 目は怖いけど優しく差し伸べたその柔らかな御手に握手させていただき、上半身大変筋肉質でスポーツマンのような優しい笑顔の名ピアニスト、イタマール・ゴランにもサインいただく。
ニューオータニのサツキで 一人カツ丼寂しくいただく。胸いっぱいで音楽も消化してないのに、何で夜10 時にカツどんかいっ。 仕方ないでしょ、自分を取り戻したかったんだもん。デモ案の定胃がもたれて悲しい・・。ラクリン想いながら2時3時寝れず、ウトウトして6 時起きで7時3分ひかりで浜松へ戻り、胃薬飲んでまた仕事だ~~。 ははは、これもまた幸せ。


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