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みどり音楽企画の徒然日記
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みどり音楽企画

Author:みどり音楽企画
芸術をこよなく愛する
みどり音楽企画の代表取締役社長。
東北・九州・美術館・水族館・デパ地下好き。

看護師でもあり、包帯巻かせると
出来上がりは芸術品。
栗きんとん・ハンバーグは
まかせておいてッ!
お料理だけじゃあないよ、
今年もいい公演つくります!!



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飯守泰次郎、情熱のオール・ドヴォルザークプログラム
20121008 厳島神社
 
それはもう、「感動」しかないだろう。
ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲ト短調
ピアノ:岡田 将  指揮 飯守泰次郎 関西フィルハーモニー管弦楽団 
2012年10月23日 いずみホール

開演前の飯守氏の優しい語り口で、笑顔で人柄の良さがにじみ出るプレトークにも「この曲はなかなか演奏される機会が少ない。なぜなら
あまりにピアノの難易度が高いから・・・今回、岡田さんが引き受けて下さった 」
・・・確かに、前勉強に何度も聴いた カルロス・クライバー指揮 ピアノはリヒテル
バイエルン国立管弦楽団のそれ、・・・すごい。
しかし、なんていい曲なんだろうか。

今回1週間前にチケットぴあでとった席な、な、なんと二列目の指が見えるど真ん前、ひゃ~~~~~
ぴあにも想いは伝わるのか(笑)、久々に岡田氏の演奏が聴きたかった、弾く姿を見たかった私には
アタマがクラクラするほどの好位置。

序曲「謝肉祭」始まる前、生き生きとしたエネルギッシュな曲だよこれ、どうなのかな、と思った瞬間ぶっ飛ぶほど、特にパーカッションの素晴らしいこと!
ヴァイオリンのコンマス赤いチーフ、なかなかイイ男だなあ。感じのいい笑顔、美しい音。
華やかにあっという間に終え、さてピアノ登場。
これは、このスタインウエイは持ち込みか・・あれ、水色の表紙の楽譜が。

岡田将登場。
1876年、ドボルザーク35歳ころの作品、3楽章からなり、
岡田さん自ら芸術的に楽譜をめくりながらその演奏が始まった。
ショパンの幻想ポロネーズを思わせるような、水滴が転がるように美しい・・・
いや、リストだろう、この鍵盤へのアプローチは、
いえブラームスの世界観だろ。なんて、いろんな要素が混ざり合っていて面白い曲。
しかし、これは、この民族舞曲の独特の旋律はまちがいなくドヴォルザーク。
弾く、弾く、弾く、目の前に見える岡田さんのその指の動くさまも、目で追えないほどの速さ。
弦や木管などそりゃ欲を言えばきりがない、けれどこの関西フィルの皆さんの熱い思いとこの曲の大変さが妙にマッチしてこちらも熱くなってきた。
飯守マエストロも的確に指示し、まことに素晴らしい。
しかし、冷静に静かな頭でこの音楽を奏でているのはピアノの岡田将、ただ一人かもしれない。
少しでも、ピアノが崩れたらこの曲、成り立たないんだもの。
なんて、ハードな世界なんだろう。
少しずれるページをも左手がマッハの速さで押さえ、弾き続ける。
所作も指も美しい。
・・ついでに、髪が襟元できれいに揃えてカットされているのも美しい。

はー、40分弱のこの曲が終わったとき、何とも言えない感動が満ちてくる。

こちらは聴いているだけで、苦労していないのに、ホントに苦労して作り上げんたんだって、気持ちになった。

熱い拍手が止まらない。
お客さまもわかる。譜読みも大変であろうによくぞ引き受けて下さった。

何度も前に来て笑顔で挨拶する岡田将。 
あれをよくぞ弾いたなと思うと神々しい感じすらする。 
あはは、前すぎて一人で気恥かしくて顔見れない。

他に居ない素晴らしいピアニストだなとつくづく思います。

休憩時間にロビーで「あれれっ、海老原光氏だ!!!」
そう、9月末に調布市グリーンホールでショパンのコンチェルト1番とベートーヴェン「運命」
振って、演奏あと少しお話した、あの、海老原マエストロだ!
話し掛けるとあの笑顔で応えて足を止めて下さった。
ちょうど岡田さんの愛弟子の高校生と一緒に居たので、ご紹介すると「頑張ってね」と固い握手までして下さった。な~んて優しいんだろう。
このコンチェルトのことも少し話せたし、いやもっとお聞きしたかったけれど私とも握手して下さり、真っ赤なスニーカーで颯爽と去って行かれた。

次は海老原光さま、(フルネームで書きましたよ)聴きに、拝見しに伺いますね。スケジュールはホームページに載っているのかしら・・?はい確認します。

後半の交響曲第8番ト長調 はまた変化に富んで面白い。
そう、面白いっていう表現はどうかと思うけれど、また聴きたいなと思う要素がたくさん。
オーケストラが、指揮者が変われば同じ曲でもこんなに異なるなんてと驚くだろうな。
木管楽器大活躍だし、チェロの美しい旋律はおおいに聴きごたえある。
やっぱ今夜のパーカッションいい。コンマスも。
本当にこの曲は自由だなあと思う。人と汗と風景と感情までもが入り乱れて。センスいいか土の匂いするか泥の匂いするのかギリギリのとこがいい。
飯守泰次郎マエストロ、ドボルザークの魅力満載の企画公演ありがとうございました。
そう、作曲も企画も自由でなきゃ。

信念のある自由が一番なのだ。




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